PageSpeed InsightsとLighthouse

パフォーマンス計測ツールとしてはお馴染みのPageSpeed Insightsが、Lighthouseを利用する運びとなりました。Lighthouseは言わずと知れた計測ツールで、PageSpeed Insightsと同じくグーグルが提供しています。

両者は仕組みが根本的に異なり、指標も同じではありません。目的も製作者も同じツールのどちらが信用に足るのかをめぐり、業界でも長年困惑していました。そこでグーグルも重い腰を上げ、今回の統一に至ったのです。

端的に言えば、PSIの分析にLighthouseの仕組みを採用しました。これにより、PSIはコンテンツの初回表示速度、スピードインデックス、インタラクティブに要する時間、ミーニングフルなコンテンツの初回表示速度、CPUの初回アイドル、入力反応時間等を計測できるようになりました。分析エンジンそのものが別物に変わったため、過去のPSIと並べては、当然信用できる結果が揃いません。その点は注意する必要があります。この新PSIはパフォーマンス改善方法を提案してくれますが、その根拠もLighthouseによるものです。

新PSIは他にも様々な機能を有しています。

例えば、コンテンツの初回ペイントに関して、ページ同士の比較を実行してくれます。この機能はChromeユーザーエクスペリエンスレポートの活躍によるのですが、元データは実際のユーザーの動きであり、予測値よりもはるかに役立ちます。因みにフィールドデータにある「提供元の概要を表示」では、Chromeユーザーエクスペリエンスレポートと比べた全体速度をレポートしています。これは従来のPSIでいうところの「Origin: コマンド」に当たるので、同様に利用することができます。

ところで、Lighthouseの計測値はChrome経由でも得られますが、この値とPSI経由のそれとは異なります。Lighthouseの実行環境が異なれば、結果も変わってしまうのです。

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